登坂広臣ホットロード撮影中の裏話と髪型比較!
三代目J Soul Brothersのパフォーマーにしてボーカル、男性にも女性にも人気が高い登坂広臣こと臣くんですが、実は俳優としても活躍なさっているのを御存じでしょうか。
ファンなら当然知っているでしょうが、一般の方には俳優としての知名度はまだまだ低いかもしれませんね。
現在公開中の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』に出演なさっている臣くんですが、スクリーンデビューしたのは2年前で、2014年夏に公開された映画『ホットロード』です。
映画『ホットロード』では、年齢を感じさせない演技で見事に16歳の少年を演じ切ってくれましたが、撮影中、髪型等、気をつけたことが色々あるそうです。
今回はそんな撮影の裏話的なことを語っていきます。
ホットロード撮影中の裏話
まずはホットロードを見たことがない方のためにあらすじを少しご紹介します。
興味を持ったらぜひ見てみて下さいね!
ホットロードのあらすじ
紡木たく先生原作の少女マンガ『ホットロード』は、1986~1987年にかけて雑誌で連載されていました。
主人公である中学2年生・14歳の宮内和希は、やり場のない怒りや孤独と戦いながらの毎日を過ごしていました。
何故なら彼女は母親とはうまくいっておらず、自分は誰からも愛されていない、必要されていないと思いこんでいたからです。
そんなある日ひょんなことから横浜から来た転校生の友人と一緒に、和希は暴走族の集会に参加することになります。
そこには和希と同じ様に、様々な事情を抱えた少年少女達がおりました。
そこで和希は春山洋志という16歳の暴走族の少年と運命の出会いをします。
春山もまた和希と同じように家庭に悩みを抱え、高校へは行かずガソリンスタンドでアルバイトをしながら一人暮らしをしている少年でした。
最初は反発しあっていた二人でしたが、次第に惹かれあうようになった二人、恋人になるにはそう時間はかかりませんでした。
そして暴走族の斬り込み隊長としてカリスマ的な人気を得ていた春山は、総頭へと抜擢されることになります。
でも総頭になった春山を待っていたのは、敵対している暴走族のチームとの争いの日々でした。
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ホットロード~キャスティングの裏話
ホットロードのキャスティングは、原作者の紡木たく先生の意向が最優先されました。
主人公の宮市和希役には、朝ドラ「あまちゃん」でブレイクしたばかりの女優・能年玲奈さんが選ばれました。
そして和希の相手役である春山洋志は、登坂広臣くんがイメージ通りと大抜擢され選ばれたのです。
実は臣くん、映画出演の話が来た時、一旦は辞退したのです。
理由は、その時期は丁度三代目J Soul Brothersとして成長し始めた時期でもあったからです。
しかし、「春山は登坂広臣さん以外考えられない」と再度打診され、春山を演じることを決断しました。
この二人のキャストが決まって、映画『ホットロード』は始動したのです。
登坂広臣と春山はそっくり!
16歳の春山を演じた時臣くんは25歳でしたが、年齢差の違和感を覚えることはありませんでした。
それだけ完璧に春山を演じきったのですね。
皆さんは原作をご覧になったことがありますか?
実は臣くんは年齢こそは違うけれども、春山が本から抜け出てきたかのように瓜二つなのです。
暴走族と言ったら、ポマードべったりのリーゼントを思い出すかも知れませんが、原作の春山も臣くんも思わず触りたくなるようなナチュラルなミディアムショートヘアーです。
ホットロード出演時の髪型はもちろん原作に合わせてきた部分もあるでしょうが、元々の臣くんの髪型からして特に違和感のないものでした。
本当に髪型一つにしても二人はよく似ている為、撮影中は特に髪型に気をつけなくても大丈夫だったようです。
柔らかい眼差しが、瞬間シャープに切り替わる、そんなギャップでさえ二人はリンクしていたことに、驚きを通り越してトキメキを感ぜずにはいられません。
登坂広臣の演技力
臣くんが演技するにあたって、紡木先生が
「演じるとかセリフを言うとか考えなくていいよ。登坂君のままでそこにいてくれることが春山になるから、そのままでいて下さい」
とアドバイズなさったと聞きます。
実際臣くんにとってはそのことが難しかったのですけど、撮影中ずっと「春山を生きる」ことに対して拘り続けました。
その結果、俳優初挑戦とは思えない位素晴らしい演技へと繋がっていったのです。
俳優として新しい境地を開拓し、今なお進化し続ける登坂広臣くんから目が離せませんね。
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